2011/11/25

Nov.18th



11月18日はじいちゃんの13回目の命日でした




さえのじいちゃんは、
野球が大好きで、
絵を描いたり日曜大工が得意で、
仕事帰りにいつもさえにおもちゃをお土産に買ってきてくれました




一緒に遊んだり、ケンカもたくさんしました


"おじいちゃん"というよりまるで"兄弟"みたいと家族に言われていたほど仲良しでした






そして、元気だったじいちゃんは癌になりました


おっきい大学病院でずっと治療をして


たまに一時外泊で家に帰ってきてはじいちゃんの大好きなギョウザを家族でつくり、
さえが帰ってから嘔吐してしまうほど体調が悪いなか遊んでくれたのを覚えています






1999年11月18日
じいちゃんはもう目覚めることのない深い眠りにつきました


最期には立ち会えませんでした


次の日お母さんと一緒にじいちゃんに会いに行きました
まだ9歳だった私は何がなんだか分からずただただ大人の言うとおりにしていました




葬儀もおわり一段落ついたころやっと"もう、じいちゃんはいない"という感覚に気づきました




それからの毎日は


死んだらどこにいくの?


死ぬ感覚はどんな感じなの?


という死への恐怖と


もうじいちゃんはいない


さえはじいちゃんになんもしてあげれていない


という悲しみで


毎晩泣いていました


ばあちゃんもいつも泣いていました




でも、ずっと泣いていてもじいちゃんはきっと喜ばない


安心して天国にいけないよ


って言われてから泣かなくなりました


じいちゃんが天国で安心して過ごせるよう明るく元気に強く生きようと決めたんです


でも、今だになにか悲しいことや悩みや苦しいこと不安なことがあると
夜寝るまえにじいちゃんに問いかけます

こんなことがあった
辛かった
どうしたらいいんだろう

返事が返ってくるわけじゃないけどなんか安心するんです


そんなことを考えるとまだまだじいちゃんに頼ってばっかだなと思います


だけど、はっきり言えるのはじいちゃんの孫で良かった


これだけです




これからもじいちゃんに感謝して生きていこうと思います




この13回忌がじいちゃんへの思いを見直すいい機会でした




じいちゃん、いつもありがとう
これからも見守っていて下さい









sae

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